【保険証券分析で見るべきもう一つのポイント
〜保険料の推移を知っていますか?〜】
皆さんは、「生命保険は更新すると、保険料が上がる」というお話を聞いたことがありますよね!
「更新型の終身保険」が、それに該当します。
正式には「定期保険特約付終身保険」といいます。
皆さんが見ている証券に、下記の文字がありますでしょうか?
・主契約として → 「終身保険」
・各種特約の保険期間が → 「10年or15年など」
これらの文字が記載されている方の90%は
「定期保険特約付終身保険」に加入されている思います。
例えば、30歳の男性が「定期保険特約付終身保険」に死亡保障3000万円で加入し、60歳まで3000万円を更新した場合の、保険料の概算を出してみました。
・主契約の終身保険の払込終了時期が60歳。
・各種特約の保険期間が10年。
30歳〜10年間 12,800円ほど。
40歳〜10年間 16,700円ほど。
50歳〜10年間 27,200円ほど。
年齢があがることによって、死亡してしまう確率があがりますので、保険料があがります。
保険会社としては、死亡時に支払うお金(出ていくお金)と、契約者から払ってもらうお金(入ってくるお金)を調整しなければいけません。
よって、保険会社は、年齢があがればあがるほど、出ていくお金が多くなるために、その分入ってくるお金を多く徴収しなければいけません。
これは当然のことなのです。
それでも、保険料が高くなるというのは家計をやりくりしている主婦の皆さまにとって、厳しいものがありますよね。
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□▽ ■ 保険料があがらない方法?!
それでは、「定期保険特約付終身保険」の保険料があがらない方法なんてあるのでしょうか?
あります!! その方法は簡単です。
その方法とは、更新するときに、死亡保障の金額を減額していけばよいのです。先ほどの30歳の男性を例にお話しましょう。
30歳に3000万円の死亡保障に加入して、保険料が12,800円ほどでした。
これを、更新時に下記のように死亡保障の金額を減額していくと、保険料は上がりません。
30歳〜10年間 死亡保障3000万円。
40歳〜10年間 死亡保障1950万円。
50歳〜10年間 死亡保障1000万円。
このように死亡保障の金額を減額していきながら保険契約を継続していく方法もあると思います。
しかし、この場合、40歳の更新の時や50歳の更新時に、ご主人さまの死亡保障の金額が1950万円、1,000万円で本当に良いのかという問題があると思います。
なぜなら、死亡保障の金額というのは、万一の場合に、残された遺族が生活をしていけるだけの保障額を用意することが重要だからです。
その必要な保障額は「万が一の場合、毎月どれだけの生活費が必要か」などを想定し「公的遺族年金はどれだけあるか」などを計算して確定するものです。
よって、この例のように、先に“支払うことができる保険料”から想定し、死亡保障の金額を確定させることには疑問を感じます。
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□▽ ■ 保険を「ご飯」にたとえてみると
このことを、身近な生活で例えてみましょう。
例えば、家族4人の食費が毎月6万円で、ご飯をお腹いっぱい食べていたとします。
しかし、10年後、気候の影響で不作となり、食物市場全体が高値になってしまい、家族4人が今まで通り、ご飯をお腹いっぱいに食べるためには、毎月8万円を支払わなければならなくなってしまいました。
ところが、この家族は材料費を安いものに変えて、メニューの内容を変えた訳ではなく、今までと変わらないメニューの内容で、食事の量を減らし、6万円分のご飯(3人分)を家族4人で食べることにしました。
食べ盛りの子供がいる家族にとっては、満腹にならず、このままだと栄養失調になってしまうかもしれません。
次に、もし、この不作が20年後に発生した場合は・・・。
このとき、子供が独立していて、夫婦2人だけにもかかわらず、同じく6万円分の食料(3人分)を買いました。
60歳の2人にとっては、食事の量は多すぎ、食べきれません。
このままだと、食べきれなかったご飯を腐らせてしまい、ムダなお金を使ったことになってしまいます。
♪♪♪・・・
これを、保険に当てはめてみると・・・。
子供がまだ学生である10年後では、ご主人さまに掛けられている保険金では少なすぎて、今までの生活水準に比べると、とても厳しい生活しかできないことになってしまいます。
また、子供が独立した20年後では、ご主人さまに掛けられている保険金が高額すぎて、ムダな保険料を支払っていることになってしまいます。
「支払うお金」(保険料)を先に考えるのではなく、
「必要な人数分のご飯」(保障額)を先に考える。
このことが、保険に加入する(更新する)ときの大切なことだと思います。
すでに、保険に加入されている皆さまにとって、今後の保険料の推移は気になると思いますが、大切なことは、まず適正な保険金額で加入することを重視することです。多すぎても、少なすぎてもいけませんね。
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