【あなたの入院日額はいくら必要?】
最近、医療保険のテレビコマーシャルで
「1日1万円! 1日1万円!」
というフレーズをよく耳にしませんか?
これを聞くと「やっぱり入院した場合、1日1万円は必要だな。」
って思ったりしませんか?
今日の講義を最後まで聞くと、入院した場合に備える
あなたの入院日額が本当はいくら必要なのか、わかりますよ!
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□▽ ■ あなたが病気やケガをしたときの不安は?
さて、みなさんに質問します!!
病気やケガにたいして、どのような不安がありますか?
ちなみに、生命保険文化センターの「H13年度生活保障に関する調査」では、
長期の入院で医療費がかさむことへの不安が第1位になっています。
そして、ガン、心疾患、脳血管疾患のいわゆる3大生活習慣病にかかること、
治療の長期化で収入が途絶えることなどの不安があげられています。
なかでも、3大生活習慣病についてお話すると・・・
40代から80代まで、3大生活習慣病での死亡が過半数を超えているようです。
●年齢別にみた主な死因の状況(死亡者の割合)
厚生労働省「平成13年人口動態統計概況」
・40代→ ガン35.8% + 心疾患11.1% + 脳血管疾患9.2%= 56.1%
・50代→ ガン44.1% + 心疾患11.3% + 脳血管疾患9.3%= 64.7%
・60代→ ガン47.1% + 心疾患12.5% + 脳血管疾患9.7%= 69.3%
・70代→ ガン38.6% + 心疾患14.4% + 脳血管疾患12.9%= 65.9%
・80代→ ガン22.9% + 心疾患17.8% + 脳血管疾患17.1%= 57.8%
では、この3大生活習慣病での平均入院日数についてお話すると・・・
●年齢別にみた3大生活習慣病の平均在院日数
厚生労働省「平成11年患者調査」
・15〜34歳 → ガン21.1日 心疾患15.9日 脳血管疾患43.4日
・35〜64歳 → ガン26.6日 心疾患15.1日 脳血管疾患68.5日
・65歳以上 → ガン36.5日 心疾患40.0日 脳血管疾患124.7日
上記のデータから、
65歳以上の脳血管疾患の平均在院日数の長さが目立ちますね。
私は、ガンの平均在院日数が、思っていたより短いと思いましたが、
みなさんはいかが感じたでしょうか?
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□▽ ■ 実際に入院するといくらかかる?
それでは、実際に入院した場合、どれだけの医療費がかかるのか
検証してみましょう。
検証する病気は、3大生活習慣病のなかでも、
死亡原因【ナンバー1】のガンで入院した場合についてお話します。
ちょうど、前回の講義でも紹介した下記のサラリーマンの場合をとりあげます。 (生命保険文化センター・医療保障ガイド(2002年10月)より引用)
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●健康保険に加入しているサラリーマン男性(56歳)・胃がんで33日間の入院
(1)医療費
入院月(29日間):1,547,940円 → 自己負担85,370円
翌 月(4日間): 84,630円 → 自己負担25,390円
入院時の食事代 :780円×27日 = 自己負担21,060円
もし、健康保険がなかったら、医療費は約165万円も掛かってしまいます。
しかし、健康保険の3割負担や、高額療養費制度の医療費払い戻しにより、
自己負担が131,820円に抑えられます。(詳細な計算は略)
この131,820円を、入院1日当りの医療費として換算すると、いくらになるか?
131,820円÷33日間=3,994円 ・・・・・・・・・・【A】
(2)その他(健康保険給付対象外)
差額ベッド代:10,000円×12日=120,000円
その他雑費:183,000円
上記の合計は、303,000円になります。
この費用は健康保険では、給付の対象にはならず、全額自己負担になります。
この303,000円を、入院1日当りの医療費として換算すると、いくらになるか?
303,000円÷33日間=9,181円 ・・・・・・・・・・【B】
それでは、このサラリーマン男性(56歳)は、今回の病気でかかった
自己負担分の費用を民間の医療保険で全額カバーするには、
日額いくらの医療保険に加入すれば良いのか?
A + B = 13,175円
以上のように、
日額13,000円くらいを備えておくとカバーできることになりますね。
民間の医療保険に加入していないときは、
下記の金額を貯蓄などから取り崩すことになります。
(1)の自己負担+(2)の自己負担=434,820円
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□▽ ■ 医療保険の金額の決め方は?
平成13年「生活保障に関する調査」生命保険文化センターの調べによると、
一日あたりの入院自己負担費用は12,900円となっています。
よって、このサラリーマンの入院日額13,000円は、
決してレアケースではなく、実際に可能性のある内容で、
検証材料としては参考になるケースだと思います。
では・・・・
「やっぱり入院した場合、テレビコマーシャルが言うように、1日1万円は
必要じゃないか!、 むしろ、1日1万円以上必要じゃないか!!」
っと思った、あなた! ちょっと待ってください!!
確かに、今回のサラリーマンが医療費などを全額カバーするためには
13,000円の入院日額を備える必要がありますが、
この日額を全て、医療保険で備えるかどうかが、ポイントです。
つまり、このサラリーマンが、入院したときにかかる費用のうち、
「【A】の部分くらいは、医療保険でカバーしたい。」ということで、
日額5,000円くらい給付される医療保険に加入したとします。
この場合・・・
日額5,000円×33日間=165,000円 を保険会社から給付され、
残りの269,775円は貯蓄などから取り崩すということになります。
(手術給付金は考慮しない)
もし、このサラリーマンが、万が一の入院したときにかかる費用のうち、
「日額1万円くらいは、医療保険でカバーしたい。」ということであれば…
日額10,000円×33日間=330,000円 を保険会社から給付され、
残りの104,775円は貯蓄などから取り崩すということになります。
(手術給付金は考慮しない)
ちなみに、某保険会社の終身医療保険(1泊2日から支給・1入院120日まで)
で、日額5,000円の場合と日額一万円の場合で比較してみました。
(条件:保険料の支払は75歳で払込終了、その後は一生涯の医療保障が続く)
●日額5,000円の場合
月々の保険料:7,425円
支払保険料累計:約169万円
●日額一万円の場合
月々の保険料:14,850円
支払保険料累計:約338万円
やはり、日額1万円で加入すると、それだけ保険料は高くなりますね。
累計で338万円も支払うことになりますが、その分だけ、
病気をしなければ…という気になるのは私だけでしょうか?(^_^)
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□▽ ■ 3通りのパターンにおける必要な医療保険の日額は?
結論!!
万が一の入院にかかる自己負担の費用を、
民間の医療保険で、どれだけカバーしたいかが、ポイントです。
万が一の入院にかかる自己負担分を・・・・
● 全額、医療保険でカバーしたい人は1万円以上
▲ 【A】の負担分はカバーしたい人は5,000円
■ 上のどちらでもない人は、5,000円〜1万円以内
何も、医療保険だけが、入院の備えではなく、貯蓄も備えになります。
上記の3つを目安に医療保険の入院日額を検討してみてください。
最後に・・・
医療保険に加入すれば安心感はありますが、加入したからと言って、
病気にかからなくなる訳ではありません。
例えば、先程の保険料の見積りにあるように、
日額5,000円の医療保険に加入して、日額1万円との月々の保険料の
差額の7,425円をスポーツジムに通うお金として活用した方が、
健康的で良いという人もいると思います。(^_^)
ちなみに、私は日額7,000円の医療保険に加入しています。
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