【自営業者とサラリーマンの深いミゾ】
前回に引き続き、今回はご主人さんが自営業者で子供が生まれたばかりの
田中家にも登場しいただきましょう!
夫:田中真一さん 32歳 自営業 (年収500万円)
妻:田中陽子さん 30歳 専業主婦
子:田中伸介くん 0歳
田中真一さんも、子供が生まれた瞬間に、遺族基礎年金(イゾクキソネンキン)
から、約1854万円保障されることになり、その額が、年月の経過とともに、
少しずつ減っていくことになります。
自営業者の真一さんは国民年金(コクミンネンキン)に加入しているので、
妻の陽子さんは遺族基礎年金(イゾクキソネンキン)を受取ることができます。
これだけを見ると、鈴木家と田中家の2つの家庭で、必要になる保険は
同じように見えます。
実は、サラリーマンの鈴木家は田中家より 2200万円以上! 必要になる
保険は少なくて済みます!!
「自営業者とサラリーマンの深いミゾ」があるのです。
▲○ ◆
□▽ ■ 「深いミゾ」とは?
この「ミゾ」は、遺族厚生年金(イゾクコウセイネンキン)
と呼ばれているものによって、生じます。
この「イゾクコウセイネンキン」とは厚生年金(コウセイネンキン)に加入
している人が亡くなったときに支給される公的遺族年金の一部です。
これは大ざっぱで、とても簡易な計算方法ですが…
鈴木太郎さんが、今までに支給された月給の平均に約1.6倍を掛けた金額が
年金額として支給されるとイメージしておいてください。
例えば、太郎さんの今までに支給された平均給料が 25万円の場合は、
25万円×1.6=40万円。
よって、年間約40万円のイゾクコウセイネンキンが支払われることになります。
そして、陽子さんの寿命が85歳であれば、
40万円×55年間=2200万円となり、陽子さんは、
一生涯イゾクコウセイネンキンを受取ることができます。
♪♪♪・・・
遺族厚生年金は、公的遺族年金(コウテキイゾクネンキン)の一部です。
公的遺族年金には、前回にご紹介した遺族基礎年金や、中高齢寡婦加算
(チュウコウレイカフカサン)などもあります。
国民年金のみ加入している自営業者の田中家は、
厚生年金に加入しているサラリーマンの鈴木家と比べると、
2200万円もの保障の差が生じてしまうのです。
よって、自営業者の田中さんは、保険に加入するときは、
イゾクコウセイネンキンを考慮する必要はありません。
よって、自営業者の方は、サラリーマンの方より、
イゾクコウセイネンキンの保障がない分、一般的におおく
保険に加入することになります。
サラリーマンの鈴木さんは、
イゾクコウセイネンキンでカバーされている部分を考慮すれば、
保険の入りすぎを防ぐことができ、無駄な保険料の掛けすぎを
なくすことができるかもしれませんね。
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