【実は2種類ある学資保険】
今回は、最近私が対応させて頂いた(仮名:雄一さん)
の加入していた学資保険について、お話します。
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□▽ ■ 「元本割れ」の学資保険!?
子供が生まれた当時、雄一さんは31歳で、0歳の子供に、
将来の教育費を確保するために学資保険に加入しました。
下記に、この保険から受取るお祝金を記載します。
・4歳(幼稚園)になったときに10万円
・6歳(小学校)になったときに20万円
・12歳(中学校)になったときに30万円
・15歳(高校)になったときに40万円
・18歳になったときに、満期金100万円
よって、総額200万円を受取ることになりますよね。
これに対して、毎月支払う保険料は11,200円になっていました。
よって、支払う保険料の合計は.…
11,200円×12ヶ月×18年=2,419,200円 になりますよね。
約241万円を支払って、200万円の受取!?
ですから…
いわゆる「元本割れ」ですね!
♪♪♪・・・
実は、学資保険には、下記ように2種類あります。
(1)保障型
(2)貯蓄型
この学資保険は2種類とも、ベースは「積立て貯蓄」になります。
(1)の保障型には.…
「積立て貯蓄」+「保険料払込免除や、育英年金、各種死亡・医療保障」
(2)の貯蓄型には.…
「積立て貯蓄」+「保険料払込免除」
「保険料払込免除」が付いていると、契約者(例:お父さん)が死亡した場合に、
以後の保険料が免除になります。
「育英年金」が付いていると、契約者(例:お父さん)が死亡した場合に、
保険金が年金形式で支払われます。
(1)と(2)の保険料を比較すると.…
当然ですが、 (1)>(2) になります。
♪♪♪・・・
ここで、最初に紹介した雄一さんの学資保険に、お話を戻すと、
実は、雄一さんの学資保険は(1)の保障型のタイプで、下記の保障が付いて
いるものだったのです。
【病気・ケガについて】
・子供がケガや病気で入院すると、一日につき5,000円
・入院後に通院すると、一日につき3,000円
【育英年金について】
・子供が12歳未満のとき、契約者(お父さん)が死亡すると
子供が18歳になるまで毎年40万円
・子供が12歳以上、15歳未満のとき、契約者(お父さん)が
死亡すると、子供が18歳になるまで毎年60万円
・子供が15歳以上、18歳未満のとき、契約者(お父さん)が
死亡すると、子供が18歳になるまで毎年80万円
(1)の保障型の学資保険の場合、「積立て貯蓄」以外に、
上記のような保障を確保するためにどうしても保険料が割高になり、
その結果、元本を割ってしまうケースがあるのです。
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□▽ ■ あなたの家庭ではどちらの学資保険を選ぶ?
では、ウチの場合はどっちを選ぶべき?
A.
はい! それは、他に加入している死亡保険の状況によります。
ご主人さまが万一の場合、現在加入している死亡保険で教育費が、
大幅に不足する場合は→→→→ (1)の保障型
だいたい足りる場合は→→→→ (2)の貯蓄型+子供の保障は各種共済で!
しかし!!
(2)の貯蓄型の学資保険の場合でも、
利回りは1%にも満たない商品が多いです。
教育費は、過去の上昇率を見ても非常に高いのです。
参考までに、国立大学の授業料が、昭和55年から平成7年までの15年間
で約2.5倍、私立大学の場合でも同2倍程度になっています。
これは、それぞれ年6.2%と4.9%で毎年値上がりしたことを示しています。
教育費の上昇率は、消費者物価上昇率の2倍程度であった…
ということがいえます。
(2)の貯蓄型の学資保険でも、利回りが1%にも満たない商品では、
15年〜20年間の教育費の上昇率に勝てない可能性が充分にあるのです。
よって、将来の教育費を学資保険だけで全部を準備しようとすることには
疑問を感じます。
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□▽ ■ 学資保険は、教育資金を準備する方法の1つに過ぎない
結論!!
「これから20年間の教育費や生活費などが、どれだけかかるのか?」
に対して…
「今後の収入が毎年どれくらい見込めるのか?」
を表にすることからはじめ、将来的に教育費の負担で家計が赤字になり
そうな年を把握して、対策を立てることが必要だと思います。
学資保険は、その対策の一つにしか過ぎません。
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