【安全な保険会社のみわけ方】 さて、今回はいきなりブラックなお話をします。ブラックユーモアが嫌いで、怒りっぽい方は読まないでください。 ▲○ ◆ □▽ ■ 危険な保険会社に加入して、ハイリターン?! あなたは今、AさんとBさんの2人から 100万円を貸して欲しいとお願いされています。 Aさんはサラリーマンで年間所得は1000万円、 返済の条件としては1年後に105万円を返す と言っています。(年利5%) これに対して、 Bさんはベンチャー会社の事業主で年間所得は500万、 返済の条件は1年後に150万円を返す と言っています。(年利50%) さあっ! あなたはAさんBさんどちらに100万円を貸しますか? すぐに答えてください。 いいですか。ファイナルアンサー? ・Aさんと答えた方は……石橋を叩いて渡るタイプですか? ・Bさんと答えた方は……ハイリターンを狙う一攫千金タイプ? ・両方に50万円ずつ貸すと答えた方は……分散投資を知っている人? ・どちらにも貸さないと答えた方は、コツコツ貯金で頑張る人。 応援します!! この2つの条件を聞いて、 Bさんに貸してもいいかなと思った方は少なくないはず…。 (私はBさんに貸すかな…?) このようにリスクの高い人は、たくさんの利息をつけなければ、 お金を借りることが困難になります。 ♪♪♪・・・ このお話と同じように、あなたに 青色保険会社と緑色保険会社の2社から ご主人さんの死亡保障として3000万円の 掛捨ての保険を提案されているとします。 青色保険会社は純資産が1兆円で、 毎月の保険料は10,000円と提案。 (保険料:年間12万円・10年間で120万円) これに対して、緑色保険会社は、 純資産が5000億円で、毎月の保険料は1,000円と提案。 (保険料:年間1万2000円・10年間で12万円) 会社の健全性については後ほど詳しくご説明します。 さあっ! あなたは ご主人さんの保険を青色保険会社と緑色保険会社の どちらで契約をしますか? さあ、答えは? ファイナルアンサー? ・青色保険会社と答えた方は……石橋を叩くタイプですか? ・緑色保険会社と答えた方は、家計は削減できるし、 ご主人が万一の場合はハイリターン??? ・両方の保険会社で1500万円ずつと答えた方は、 分散効果を知っている人? ・どちらにも契約しないと答えた方は、 ご主人の健康管理をしてください! 本当にブラックな話ですよね。(許してください) しかし、AさんBさんの話のように、 リスクの高い保険会社は、理屈のうえでは 安全な保険会社より安い保険料を武器に 生き残りをかける必要性がでてくるかもしれません。 ▲○ ◆ □▽ ■ 安全な保険会社のみわけ方 (初級者編) さて、現実にもどりましょう!! 一昔と違い今は、同じ保障内容でも 保険料に差がでる時代になりました。 理由としては、 日本の生命保険業界にも規制緩和によって 活発な競争がもたらされるようになり、サービスの質と価格の 両面で保険契約者の利益に結びつくような努力を しなければいけないようになったからです。 保険の種類によっては、各社とも少しずつ内容が違い、 単純に保険料だけで比べることはできないものもありますが、 保険料の高い保険会社が安全な会社で、 安い会社が危険な保険会社とみる人もいるかもしれません。 (保険料が高ければ、保険会社が儲かるから、つぶれにくい??) しかし、それだけではあまりにも単純で、危険すぎます!! 皆さんのなかでも、すでにご存知な方はいらっしゃると思いますが、 保険会社の安全性をみわける一つの方法として、 格付やソルベンシーマージン比率というものがあります。 この、格付やソルベンシーマージン比率についての解説は、 よくある話ですので、カンタンに触れさせていただき、 他にもたくさんある解説文にお任せすることにします。 【格付け】 格付け機関と呼ばれるところが、生命保険会社が保険の加入者に対して、 保険金を支払うことになったとき、保険金を支払う能力に関し、 保険会社の財務内容について、アルファベットで表示した意見です。 スタンダードアンドプアーズやムーディーズといった格付け機関が有名です。 《スタンダードアンドプアーズ》 http://www.standardandpoors.com/japan/resources/rating_variety_item10.html 《ムーディーズ》 http://www.moodys.co.jp/ssl/def/ins.asp 【ソルベンシーマージン比率】 ソルベンシーマージンは、予測を超えるリスクに対する保険会社の支払い 能力を示すもので、保険会社を数字で比較する際、もっとも広く使われて いる指標の一つです。一般的に200%を超えていれば十分な支払い余力 を持っていると言われれています・・・が、200%では少なすぎます。 ▲○ ◆ □▽ ■ 安全な保険会社のみわけ方 (上級者編) この講座では、 安全な保険会社を格付やソルベンシーマージン比率から みわける方法にプラスした 「もう一歩踏み込んだ、上級者のみわけ方」 をお話したいと思います。 格付機関が公表する格付の定義では 「現時点での意見」と示しています。 この解釈が正しければ、 格付は保険会社の将来を十分に反映したものであるとは断言できないことになります。 では、保険会社のこれから10年〜30年といった 長期間の安全性をみわけるには何を見ればいいのでしょうか? ここでは「保険料収入の増減」と 「お客さま満足度」という2つのポイントに絞ります。 1つめは、保険料収入が年々増えているのか、 それとも減っているのか。 いまは格付の高い会社でも、 毎年の保険料収入が減少傾向にある場合は、将来は格付が低くなる可能性もあるといえます。 例えば、今は格付が高い会社でも、 毎年3%ずつ減少が続いている場合、この傾向がずっと変わらずに続けば、単純に計算して10年で30%、20年で60%もの減少になってしまうことになります。 普通の会社でいうと、 売上が毎年3%ずつ減っているようなものですから、 (経費が下がらなければ)そのうち必ず赤字に転落して、 財務体質も悪化してしまうことでしょう。 保険会社によっては、 保険料収入の推移や前年度比をホームページで見ることができますので、気になる方は一度ご覧になってみてください。 2つめは、お客さま満足度。 つまり、保険契約者が満足しているのか。 いまは格付けが高くて、 契約数や保険料収入が伸びている会社であっても、 保険会社の販売手法に問題があったり、 アフターサービスに問題があったりすれば、 お客さま(契約者)の満足度が低下します。 すると、顧客不満足はボディーブローのように利いてくるので、 そのうち契約者数の伸びは止まり、解約をするお客様が増え、 保険料収入は下がり始めても不思議ではありません。 そのままいくと、どうなるでしょうか? おそらく、いま行列のできているラーメン屋さんが、 ラーメンの味やお客さまへのサービスを悪くし続けた場合と 同じような結果になるでしょう…。 (ラーメン屋さんのてん末は、皆様のご想像におまかせします) ところで皆さんは、いま加入している保険会社に満足していますか? ――次のコラムでは、あるものを「ご飯」に例えてみました・・・ 保険証券で見るべきもう1つのポイントを公開します! ▼住まいと保険と資産管理・東京本社の様子 →FPの事務所風景はこちらから ▼現在、保険の見直しを検討されている方へ 1.毎月の保険料がトータルで3万円以上(20代は2万円以上)と負担感がある方 2.過去に勧められるがままに加入した保険を一度も見直していない方 3.不測の事態が起きても困らないプランを専門家と一緒に作りたい方 3つのいずれかに当てはまる方は ⇒ 保険見直し相談 (←まずは初回相談の利用からおすすめします)
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